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先日の旅で訪れた「軍艦島」についてレポートしたいとおもいます。

ぶっちゃけもう語りつくされた感がありますし、観光地化しちゃった廃墟に解説つけるのも何をいまさらといった感じですが、まぁそこは律義者で通っているワタクシですのでまじめにレポしたいと思います。クソ面倒なんで微塵もおもってませんから、ええ。

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「軍艦島」は長崎県にある端島という島の通称で長崎港より南西17.5キロの位置に存在する、かつて海底炭鉱で栄えた無人島である。

いつ頃から石炭が採掘され始めたのかはいまいちハッキリしないが幕末には既に漁師が露出炭を採掘する等、ごく小規模ながら採掘が行われていたようである。
1886年に第1竪坑が完成。1890年に旧鍋島藩関係者より三菱へ権利譲渡された。

1890年代の端島は、まさに本格的に炭鉱として稼動するための施設および設備の準備ラッシュを迎えていたといえる。蒸留水生成機の設置、社船の就航、社立尋常小学校の設立などの居住整備の拡充とともに島周囲の埋め立て(端島本来の面積は現面積の3分の1くらい)が開始された。

1916年には日本初の鉄筋コンクリート造りの集合住宅が建造された。
また、この年に大阪朝日新聞にて「戦艦土佐と見まごうばかり」と形容されたことから、この頃から今日まで呼ばれる「軍艦島」の呼称が使われ始めたようだ。

第2次世界大戦中も鉄筋コンクリート造りの建築物は作られた。物資の無い時期だったためこの建築方法をとることは当時難しかった。このことから端島炭鉱にかかっている期待の高さが伺える。

1960年の人口密度は世界一となり東京の9倍の密度を誇った。
炭鉱、住宅、学校、病院、店舗、寺院、映画館、パチンコ屋、雀荘、スナック等が島内に設置され島単位でひとつの都市機能を有していた。

しかし1960年代のエネルギー革命による主要エネルギーの石炭から石油への移行、1970年代のエネルギー政策の影響を受け1974年1月15日に端島炭鉱は閉山。
同年無人島となる。

以上が軍艦島のおおまかな歴史ですが、早い話炭鉱しかない島だったため炭鉱がなくなってしまえばもう仕事がないため島に留まる事も出来ない、帯していた産業も主要産業の消滅にあわせて消滅という形で一挙に無人化してしまったわけです。


では現状、どのような遺構が残されているのでしょうか?
撮ってきた写真で見てみましょう。

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島に上陸する際に使うドルフィン桟橋。簡単に言えば海に出ている石の土台ですが、現在観光目的で上陸する際に使われている桟橋はかつて軍艦島に上陸する際に使われていたものが手直しされて今も使われています。

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ドルフィン桟橋からまず目に付くのは岩山の上に存在する巨大な貯水槽と幹部社員用の高級アパート。ちなみにこの高級アパートの屋上は当時定番のデートコースだったとか。


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高級アパートはご覧の通り立地条件も素敵な場所に立っている他、一般社員用住宅よりも間取りが広く取られていたり、内風呂があったりとゴージャスなつくりになっています。

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謎の石柱が並ぶ広大なヤード。何かと思えば当時ベルトコンベアが設置されていたらしくてその支柱の後だそうです。かつては石炭が敷き詰められていたとのこと。

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謎の建築物。もう何がなんだかわかりません。

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コチラも謎の建築物。感じからしてオフィスか何かがあったのでしょうか?

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別角度から。なんかもう人類滅亡後の地球にタイムスリップしたみたい。

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マンションはいつ崩れてもおかしくないボロさです。まさしく廃墟といった趣き。

ではまとめとして。この島全体にいえることですが、当時この島で生活していた人々の痕跡がそこかしこに見られます。正しくこの島は当時の様子を伝えるタイムカプセル=産業遺産=なのだなと深く納得しました。

今までの廃墟の大規模化したようなものを期待していた以上、今回の観光地化してしまった軍艦島は果たして廃墟探検と呼べるのかは微妙なところではありますが、確実にいえることがあります。

やっぱり来て良かった!

テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術



















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まとめ

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